遺残図 / Residual Plot

定義

回帰分析などにおいて、予測値(回帰直線など)と観測値の差(残差)をプロットした図。

特徴

残差にパターンがあるか、外れ値が存在するかなどをチェックすることで、回帰モデルの適合度を評価できる。

一般には記述統計というより推測統計・回帰モデル診断の範疇だが、データの特性を記述するという面で活用することも。

使いどころ

回帰モデルが適切にフィットしているか(残差がランダムに散らばるか)を検証。

異常な残差を示す観測値(外れ値)を見つける。

応用例

重回帰分析で得た予測値 vs. 実測値の残差を描き、特定のパターン(曲線状やクラスター)がないかを確認。

タイムシリーズ予測で、残差に自己相関がないかを視覚的に評価。

留意点

残差のプロットがあまりに偏っている場合、モデルを再考する必要がある。

サンプルが少ないと判断しづらいこともある。

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