定義
・ある階級(カテゴリー)の度数を、全体の度数で割った値。
・データ全体の中で「その階級がどの程度の割合を占めるか」を示す。
公式
\[\text{相対度数} = \frac{\text{各階級の度数}}{\text{全データ数}}
\]
特徴
・全体が異なる集団間で比較したいときに便利(例:人数規模が違うクラス同士のテスト結果比較など)。
・グラフ化するときは、パーセント(%)表示が用いられることが多い。
使いどころ
・度数だけでは比較が難しいケース(集団の大きさが違う場合など)。
・アンケート結果の選択肢ごとの割合を示す際。
応用例
・テストで「50点以上」の相対度数が全体の80%とわかったら、8割の生徒が50点以上を取ったという情報になる。
・サイト訪問者の属性データを男女比や年齢階級比として比較する際。
留意点
・相対度数を足し合わせると、理論上は1.0(もしくは100%)になる。
(ただし、四捨五入の誤差で若干合わない場合もある。)