定義
数値データを1次元の軸上に点を打って表現する可視化方法。
各観測値がどこに位置するかを直接示す。
特徴
・ヒストグラムと違い、**観測値を失わない(集計でまとめない)**のが特徴。
・データの重複部分は縦方向に積み重ねるなどして頻度を表現する。
使いどころ
・データ量がさほど多くない場合に、個々の分布状況や重複度合いを知りたい時。
・外れ値の有無や、クラスタ(集団)の位置を視覚的に把握したいとき。
応用例
・テストの点数が30人分しかない場合、横軸を0〜100にして各人の点数に●を打つ。
・小規模プロジェクトの進捗日数の分布を調べる際に、データのばらつきや集中度を確認。
留意点
・大規模データだと点が重なりすぎて見えにくくなる。
・ヒストグラムほど頻度の「まとまり感」は得られないため、場合によっては両方使い分けると良い。