定義
データを「茎」(桁の上位部分)と「葉」(下位桁)に分割して一覧表示する手法。
ヒストグラムに近い情報量を持ちながら、実際の値も読み取れる。
特徴
・小規模データにおいて、分布状況(どのあたりに集中しているか)と具体的な数値の両方を同時に把握できる。
・「茎」が同じ行に「葉」を横に並べるため、連続する観測値の様子もわかりやすい。
作り方(例)
テストの点数「83, 87, 87, 88, 92, 95, …」などを、10の位を茎、1の位を葉として、以下のように表す。
8 | 3 7 7 8
9 | 2 5
使いどころ
・データ数が多すぎないとき(数十程度までが目安)。
・細かい数字を参照しつつ全体の分布をざっくり把握したい場合。
留意点
・データが多すぎると一覧が長くなりすぎて見にくい。
・茎の取り方(10の位にするか、5の位にするか)で表示結果が変わる。