定義
データの中で最も頻度(度数)が高い値。
カテゴリーデータでも数値データでも定義可能。
特徴
・一番多く観測されたカテゴリや値を示す。
・分布によっては最頻値が2つ以上存在する場合もある(バイモーダル、マルチモーダル)。
使いどころ
・製品の「一番人気のサイズ」「アンケートの最多回答」などを把握したいとき。
・数値分布でも「よく出現する山の位置」を探りたいとき。
応用例
・商品のサイズ別販売数を集計し、最も売れたサイズを特定して在庫戦略を立案。
・テスト結果の分布で、「一番多い点数帯はどこか」を把握。
留意点
最頻値が代表値として意味を持つのは、よく出現するカテゴリが分析上重要な場合など。
数値データの単峰性がはっきりしない場合、モードが複数出ることもある。