定義
ヒストグラムの各階級の中央点と度数を用いて折れ線を引いたグラフ。
棒ではなく線で分布を示す方法。
特徴
ヒストグラムに比べて「滑らかに」分布を捉えられる。
複数の分布を重ね描きする場合に見やすい。
使いどころ
複数のクラス・群の分布を比較するときに、1つの座標に重ねて表示が可能。
ヒストグラムほどビジュアルなインパクトはないが、相対的な分布形状の比較に適している。
応用例
AクラスとBクラスのテスト点数をそれぞれ階級分けして度数多角形を描き、2つの折れ線を比較。
生産工程の2つのラインの寸法分布を比較するとき。
留意点
度数分布表が前提となるため、階級の設定次第で形が変わる。
連続量であることが前提なので、カテゴリーデータには向かない。