クロス集計 / Cross Tabulation (Contingency Table)

定義

質的変数(カテゴリ)を2次元またはそれ以上に組み合わせて集計した表。例えば「性別×購入有無」など。

特徴

複数のカテゴリ変数間の関連性や分布傾向を同時に把握できる。

行と列で合計を取り、「合計」や「小計」を算出すれば、全体構成もわかる。

使いどころ

アンケート分析で、年齢階級×製品認知度、性別×買い物頻度などを組み合わせて確認。

マーケティングでのセグメンテーション分析など。

応用例

「男女別に、購入経験があるか/ないか」の4セル表を作り、購買行動の違いを確認。

ピボットテーブルを使って売上データを店舗×商品カテゴリー×月など多次元でまとめる。

留意点

カテゴリの数が多くなると表が大きくなりすぎ、把握が困難になる。

分割数が増えるほど、1セルあたりの度数が少なくなるリスクがあり、分析上の偏りが生じる場合もある。

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